過労死基本法について大臣に直談判

 

小宮山厚生労働大臣と

小宮山厚生労働大臣と

同期で自民党の村野議員からぜひ政府で検討してはと相談を受けました。過労死についてでした。過労死されたご家族の会の方々から悲痛な思いを伺いました。個々の労災認定の件ではなく、自分の家族のようなことがないように国が率先して過労死防止をしていただきたいという点でした。あるおかあさんの言葉が重かった。私は何のためにこの子を育てたのか・・・胸に詰まる。

 「  過労死防止基本法」の制定を望んでおられます。細かいことを規定してものでない法律ではないですが、国が率先して過労死防止にむけて前へ進めという思いがあります。
内容は

国が過労死はあってはならないことと宣言する
       過労死をなくすために、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
       国は過労死に関する調査、研究を行うとともに、総合的な対策をうつこと     

100万人署名に向けて活動され、現在は22万人だそうです。 私もこの思いに答えるべく、政府閣僚はじめ副大臣・政務官、厚生労働委員会の理事・与党の幹部などご家族と制定について要望に参りました。

その中で小宮山洋子厚生労働大臣とも面会が出来たのですが、感動しました。

大臣曰く「NHK論説委員時代から取り上げてきたテーマである。ねじれ国会の中では政府提出法案より超党派での提出が現実的である。要望は20年以上家族会から出されていたのですが、厚生省に出すより直接いただきたい。」とのことでした。

家族からは初めて所管の厚生労働大臣とやっと会えた。歴史が変わった日で感動深いと言葉をいただきました。